C4ちょい乗り

先日、kunnyさんが「フランス車大図鑑」を見に来られた折、C4を少し運転させていただきました。

運転席に腰を下ろしてまず驚くのは、久しく忘れていたやわらかいシートで、ふとBXの頃の記憶がよみがえりました。
外観はもちろんのこと、ダッシュボードのデザインも独創的な造形のオンパレードで、まだ自由な発想で車を作っていた最後の時期のモデルだろうと思われます。

とりわけこの角度からは、完璧と言いたくなるプロポーション。

ただし、足回りのほうは一足先に国際基準に寄り始めたモデルかもしれません。
動き出すと、想像したより骨太で腰がしっかりと座っており、その上にシトロエン流のしなやかさが巧みに味付けされているような印象でした。

同じCセグメントでも、数時間後に乗った我がゴルフ7はずいぶんクニャクニャした乗り味で、まるで仏独は互いの車作りを密かに意識し合っているような気もしました。

ヨーロッパって、表面上は各国反目し合っているようでも、実は互いをリスペクトしている部分も意外にあって、そのあたりの複雑さとか機微みたいなものが東洋の果ての島国から見たら面白いなぁと思います。