こういう時代

知人の話で、おまけにシトロエンネタじゃなくて恐縮ですが、ちょっとばかりお付き合いください。
関東に住む友人は、メルセデスのCをずっと乗っており、現在のW205だけでも3台目というのですから、よほどヤナセの言いなりに買い換えさせられているようです。
現在の車は今年買ったそうですが、ある日出かけようとしたら、エンジンは掛かったものの正面のメーターはじめ液晶パネル一切が真っ暗になっていて、幸いヤナセが徒歩でも10分という距離なので、すぐになんとかなるだろうと恐る恐る走っていったそうです。

ところが修理は想像以上に手間取り、戻ってきたのはそれから一ヶ月ちかく経った頃だったとか。しかもはじめの一週間は代車はすべて出払っていて車なしの生活を余儀なくされ、コロナ禍の夏の時期、買い物に行くのにも難儀な思いをしたそうです。
おまけに判明したのは「メルセデス純正パーツ」と言っても液晶パネルは韓国製なんだそうで、ヤナセの必死の取り組みにもかかわらず、これだけの時間を要したというのは、昔を思えばちょっと考えられないことです。
しかもCはすでに新型が発表され、W205は発表から7年、もっとも熟成されたはずのモデル末期ですから驚きもひとしおでした。

もしこれが、保証期間外だったら費用の面でも一体どんなことになるのか、考えてみただけでも恐ろしい。
MBは新型が出るたび、どれもますます液晶パネルの占める割合が異様なほど巨大化される傾向にあり、それだけ不安も増大しているように見えてしまいます。

ちなみにYouTubeの中には、輸入車のハイブリッドだけは買ってはいけないというのがあり、ハイブリッド用のバッテリーの交換が必要となると、何かの間違いでは?というようなすさまじい価格(動画内でディーラーの請求書が公開されています)となり、パーツ代と工賃と30数万円ほどの値引きを合計しても、同型の中古車が数台買えるほどだというのですから、背筋も凍るような話です。

こうなるともはや自費での修理や交換は実行性に乏しく、迫り来るEVの時代は、スマホみたいに2年毎に車を買い替えなくてはいけないようになるのかと思うと、暗澹たる気分になります。
こんな話に比べたら、ハイドロのオイル漏れなんて、ぜんぜん大したことじゃないよね!というような気がしてきます。

※上記写真はイメージです。

こういう時代」への6件のフィードバック

  1. あと10年はXmに乗れるように、部品を集めて整備をしています。世の中がどう変わるかわかりませんが、ささやかな喜びを奪わないでと、切に願います。

    • この先、ハイブリッドを含む内燃機関をすべて認めない、物理的スイッチはほとんど無くなるなど、この急速な変化についていけませんね。
      いったい、どうなるんでしょう…。

  2. あのYouTubeの金額は衝撃でした。ベンツのハイブリットシステムのサプライヤーはわかりませんが高額の修理費用は疑問です。
    その点、シトロエン組はアイシンのシステムなので少しは安心?。
    EV(動力が電気モータだけ)の時代は本当に来るのでしょうか。電池の性能はまだまだ厳しそうです。

    • EV車はまだ疑問や不安のほうが大きすぎて、新しいものに対するワクワク感がないですよね。
      小型車でもリチウムイオンバッテリーを積むと、だいたい300kg前後増で、車体はグッと高額となり、テンション下がります。
      車で旅をするというようなことも、事実上もうできないのでは?
      C5 aircrossにもハイブリッド車「PHEV」が出たようですが、CGによれば平均燃費は10.9km/Lだそうで「給油の度に顔が曇る」とあり、もうなにがなんだかわかりません。

  3. 最近の車は電気系統が複雑になったため故障箇所も多くなり、またメーカーがアッセンブリー交換にする事が多くなったためどうしても部品代が高価になる様ですね。
    YouTube で見たんですがメルセデスCクラスの障害センサーのコネクターに水が入り(!)、メーカーはアッセンブリーでしか部品を供給しないため30万円の部品代らしいです。この例では幸い交換キットが3万円で売り出されている様ですが、ディーラーに修理依頼すると当然30万円に工賃がかかるわけです。ただの障害センサーの修理にそれだけ出すのも馬鹿らしい話ですね。それにしてもコネクターのパッキングが悪くてサビが出るとはメルセデスも落ちたものです。

    今からの車は保障付きを買い、保証が切れる前に売っ払うのが賢い乗り方になるのでしょうね。

    • 少し前までなら、車の信頼性は年々上がってきて、それでも故障した時は修理すればいいという感覚でしたが、もはや些細な故障でもコストを考えたら命取りにもなりかねない怖さがあり、車に乗ることも新たな不安と背中あわせですね。

      保証期間内に乗るだけ乗って、切れる前に乗り換えるのがいいと思わせるのは、それこそがメーカーの目論見でしょう。
      スマホぐらいならまだしも、車ともなると金額的にも大変で、気に入った車を長く大事に乗るという長年染み付いた楽しみが奪い取られるのは哀しいです。

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