意外な共通点

シトロエン愛好家の多くは、クルマ以外にもあれこれ趣味をお持ちの方が多く、私の場合、もうひとつの趣味が音楽でありピアノです。

この両者、意外にも通じるところがあって、日本のピアノメーカーでトヨタに相当するのはみなさんご存知のヤマハ、カワイはさしずめ日産といったところでしょうか。
そのヤマハのグランドピアノのモデル名というのが、実はシトロエンとそっくりで、標準モデルはC1〜C7というラインナップで、数字が大きくなるほど大型化するのも同じです。
ヤマハにはC4というのはありませんが、そこだけプレミアムシリーズでS4というのがあり、逆にシトロエンにC7はないけれども、DS7というのがあるのも好対照です。

これだけでは終わりません。ヤマハの現行モデルでは数字のうしろにXがついてC3X、C5Xとなり、これを総称して「CXシリーズ」と呼ばれるのもエッ?という感じでしたが、それでいうとカワイのグランドピアノには1980年代に「GSシリーズ」というのがありました。
さらに驚いたのは、つい最近発表されたシトロエンの最新モデル名は、なんとC5Xだそうで、またもヤマハピアノと同じモデル名になったとは、こんな偶然ってあるの?という感じです。

上の写真は、ピアノの内部には「フレーム」という弦を張るための鉄骨があり、そこに印されたヤマハグランドピアノのモデル名。

ついでにいうと、カワイのグランドの標準モデルは数年前までRXシリーズといい、サイズによってRX-3RX-7というのがあったし、1980年前後にはヤマハのアップライトピアノの高級機にW201という、メルセデスの190シリーズのような名のピアノがあって、これは現在ではあり得ないような手の込んだ杢目の堂々たるボディが特徴で、40年たった今でも値崩れしない人気モデルだったりします。

さらに海外に目を向けると、イタリアにはFAZIOLI(ファツィオリ)という高級ピアノのメーカーがありますが、そのモデル名はF228、F278、F308といった具合に、まるでフェラーリを思わせるようで、275GTBとか308シリーズ、F355などを想起させられます。FではじまりIで終わる7文字の会社名、カタカナで書いてもフではじまりリで終わるというのも共通しています。

〜だから何?という話ですが、ちょっとご紹介してみました。

意外な共通点」への5件のフィードバック

  1. 偶然とはいえ面白いですね!
    あるいは偶然ではなく、ピアノ製造会社の社長は皆車好きだったりして?

    • うーん、どうなんでしょうね。
      偶然で片付けるにはあまりの数の多さに、書きながら私もあらためて驚きました。
      クルマは好きな人が多いのか、あるオーケストラでは、休憩時間はクルマの話か人の悪口、そのいずれからしいです。

  2. ホルン奏者のデニス・ブレインという人の車好きは有名で、同じ車好きのカラヤンとはレコーディング中も車の話で盛り上がっていたらしいですね。
    今調べたら、愛車トライアンフTR2に乗っていて36才で事故死したらしい。ジェイムス・ディーンのポルシェも有名ですよね。合掌!

    旧車は衝突安全性が心配ですね。
    2CV乗りは気をつけましょう!

  3. 興味深いですね。

    7年前、郷里広島に戻ってきた際、もう誰も住んでいないカミさんの実家に眠っていた昭和42年製のYAHAMAのアップライト「U1E」をレスキューし家に持ってきました。なんでも彼女が子供の頃、無理して月賦で買ってもらった思い出のピアノのようです。

    内部のアクション部分や外装もリフレッシュし、音も見事に蘇りました。ギターもそうですが、良い木材で職人が手作りしていた時代の楽器を修繕して使うほうが、今の時代の楽器よりいい音がしますね。
    因みにお世話になっている「矢川ピアノ工房」は、映画にもなった被爆ピアノの保存活動や出張コンサートを行っています。
    http://www.ygtc.jp/

    因みに、私も好きなポップスを弾こうと先生について習ったりしましたが、楽譜を感覚的に読めないので挫折しました(笑)

    • そうでしたか。
      ピアノは好みもありますが、ヤマハも1970あたりを境に現代風の硬い音になっていきますが、1960年代まではふくよかで温かさがまだ残っています。それ以降は派手ですがキツさもある音です。
      車でエンジンに相当する響板を、一気に人工乾燥してベルトコンベアで大量生産するんじゃ仕方ありませんが。
      ただ、今の人は今の楽器の表面的にキレイなだけの無機質な音がいいと思うらしく、慣れとは恐ろしいものだと思います。

      矢川ピアノは、以前広島地方に行ったときに行くつもりで時間の予約までしていたのですが、ずいぶん山の中にあってその日のうちに走って福岡まで帰るには、時間的にどうしても無理とわかり断念した経緯があります。

      あそこは被爆ピアノの貸出に積極的みたいで、「被爆ピアノ」といっても、わりにたくさんあるのは意外でした。

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