
おしらせ

お正月といっても別に行くところもないし、そもそも基本はコロナの真っ只中で、家にいるか大人しくドライブして帰ってくるぐらいがせいぜいです。
というわけで、元日はささやかに都市高速の環状線外回りを一周しました。
ちなみに、福岡都市高速環状線一周の距離は約34.6kmで、なんと東京の山手線は34.5km(ともにウィキペディアによる)、この偶然は驚きでした。
片や福岡の高速環状線、片や東京の電車で、その気になったら何周でもぐるぐる回れること以外、何の意味も共通性もない話ですが…。
C5エアクロスは現在の日本仕様は2.0Lのディーゼルターボと、おなじみの1.6Lガソリンターボの二種。
乗っていて妙に加速が良いと感じるのは相変わらずですが、海外のサイトを調べてみると、0-100km/h加速はディーゼルが8.8sec、ガソリンが10.2secとのこと。
C6もディーゼルターボのほうが速いという話は聞いていましたが納得です。
ディーゼル音など、前回「トラックのよう」と書きましたが、動き出すと意外なほどグイグイ加速するし、ターボといえば一息置いてから加速するものと思っていたらさにあらず、発進以外では、わずかな靴の重みにも即答してくる鋭いレスポンスも予想外。
前方の景色に吸い寄せられるような迫力(シトロエンとしては)があり、高速の追い越しなどもまさにひと踏みで事足りるなど、シトロエンがこんなにもパワフルになるとは、まさに時代のなせる技なのでしょう。
昔はパワー自慢はドイツ車などの無粋な連中の話で、フランス車はアンダーパワーが当たり前、それを優秀な足回りと巧みな運転技術でいかに速く走らせるか、非力さを逆手に取ってどこまでドライビングを悦楽の境地に持ち込めるか、そんなものがフランス車の奥深い知的世界であり醍醐味であるかのように言われてきたものです。
…でも、やっぱりフランス車とてパワーはあるならあるに越したことはなく、C6からこっち、もう後戻りはできないという気にさせられます。
おまけにディーゼルは1万円で1,400km走れると聞いて感心している暇もなく、さらに時代はEVに向かっているようで、こうなると希望より不安のほうが先行します。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
コロナやら何やらのせいで、しだいに世の中が暗くなり、愉快なことが減らされていくようですが、せめてシトロエンライフは楽しくありたいものです。
昨年は私なりに手塩にかけたC6をAさんにお譲りすることになるという、自分でもかなり驚きの年となりました。
そこで、カーグラTVにも「メモワール」という過去を懐かしむ番組がしばしば放映されるのに鑑み、お正月で時間もあるし、スマホやパソコンに残っている中から、私の手許にあった頃のC6の写真でもご紹介してみようと思いました。
C5エアクロスに乗るようになって、新しい車の快適さや手軽さを感じる一方で、C6がもっていた濃密かつ真正なシトロエンの世界というものに、あらためて感じ入るこの頃です。
C6が手許になくなった後をどうするか?
シトロエンをやめるつもりのない私にとって、これはわりに難しい課題でした。
現行車種から選ぶとなると、シトロエンと名のつくモデルは非常に限定されるし、当然ハイドロもない。
最新のベルランゴはあまりに自分の世界ではないし、大家族でもない筆者の場合、スペースツアラーは必要なく、C3ならゴルフがある、…となると、どうしたってC5エアクロスにしか落ちませんでした。
幸いC5エアクロスには、私にとって未知なる要素がいくつかあったことも後押しになったことは事実。
なんといってもPHC(プログレッシヴ・ハイドローリック・クッション)という足回りの新機構、また巷で大流行の「SUV」は今や一般メーカーは言うに及ばず、ロールスやランボルギーニやアストンのような超越的なブランドでさえ、これを作らないとビジネスが立ち行かないまでになっており、それほどまでに全世界的に人々の心を捉えたSUVとはいかなるものかを体験してみること。
さらにはシトロエンでは初めてのディーゼルエンジンなど、これまでとは違うものづくしというのも面白そうでした。
全身すべてがフランス流のフォーマルと優美につつまれたC6とはことごとく違う要素ばかりで、これぐらい徹底して違うなら、却って開き直って乗ってみようかという気がしたのです。
私が車を選ぶときに最もこだわるもののひとつが色です。
どんなに程度や条件が良くても気に染まない色だけは絶対に我慢ができず、ここだけは譲れないところ。
カーグラTVで、上陸したてのC5エアクロスを採り上げられたときの車がルージュボルカーノという名の微妙な朱色で、これがC5エアクロスにとても合っていて好印象だったし、その他のとりすましたような色だとこの車の明るいキャラが一気に沈んでしまうようで、どれもピンとくるものがありませんでした。
色は決定。では気前よく、地元のディーラーから新車が買えればいいのでしょうが、そうするだけの余裕もなく良質な中古車を探していたら、たまたま東京のPSAジャパンから情報をいただき、同社の有明アプルーブドサイトにルージュボルカーノで9月末日登録されただけの未走行車というのがご案内できますとのことで、結局これに決まり、暮れも押し詰まる中での納車となりました。
自宅に届いてみると、けっこうガラガラいうディーゼル音には閉口したし、動き出しもトラックみたいで、これは失敗したかな?と思ったのが正直な第一印象でした。
ところが、少しでも動き出すと音はさほど気にならなくなり、PHCはハイドロと比較すれば「まがいもの」かもしれないけれど、波打つ路面などでは鷹揚にいなしてみせたり、走行中アクセルを踏み増すだけでも、わずかにふっとお尻が沈んだりと、それっぽさは随所にあるし、全体としての優しく快適な乗り味はやはりシトロエンの争えぬ血が受け継がれていることを感じます。
喩えていうなら、アコースティックピアノ(本物のピアノ)に対して、よくできた電子ピアノぐらいの差でしょうか?
驚いたのは、動き出しこそややトロい感じですが、いったん動き出すとめっぽう加速もよく、下手をすると自分のシトロエン史上最速だったC6さえも凌いで、もしやこれまで乗った中では最速のダブルシェブロンかも?という気配さえあります。
というわけで、まずはこの新参者をお見知りおきいただくべく、ご報告&ごあいさつで、少し慣れたらまた書きます。
来年、いつお茶会ができるかわかりませんが、開催できた折にはどうぞ遠慮なく乗ってみてください。
洗車の項目の中でも、内窓を美しく仕上げるというのは、シンプルなようで意外に難しい作業のひとつでは?
かなり頑張ったつもりでも、街灯や対向車の光が当たると、作業中はわからなかった拭き残しのたぐいが無残に見えてガッカリしたり。
これをなんとかする方法はないかと、YouTubeを見ていたらいくつかありました。
なんと、車の内窓(外窓もでしょうが)をきれいに仕上げるには、「精製水」で拭くのが最も効果的という、これまで思ってもみなかったことが複数紹介されており「えっ、そうなの?」となりました。
要約すると「精製水には不純物が殆どないだけでなく、ガラスの汚れを溶かし込む性質があり、服のクリーニングでも精製水は染み抜きなどに使われる」のだそうで、「ガラスクリーナーはアルコールや石油系の汚れ落としが入っており、水道水は塩素やミネラル成分を含むため、汚れを溶かしこむ力がない」とのこと。
しかも、この精製水は500mlで100円と超安価。
ならばと薬局に行ってこれを買い、そばにあったダイソーに寄ってスプレーボトルを買い、さっそく実践してみました。
硬く絞った化学雑巾に精製水をたっぷりスプレーして拭いて、メリヤスのシャツで仕上げると、うぉっ!かつて経験したことがないほどキレイになり、街灯の下に行っても、まったく汚れも拭きムラもなく、ガラスがないかのよう!
これまで、内窓の掃除にはかなりいろいろなものを使いましたが、まさか精製水がいいだなんて、思いもしませんでした。
大分のAさんが2001年に購入されたCXを手放されるようでお知らせします。
▲CX25GTi
1986年式 シルバー ディーラー車 距離91,180km 価格15万円
塗装はボンネットのクリアーが不良、右サイドは修理歴あり。
メンテナンス記録 http://www.oct-net.ne.jp/aihara/cx/cx.html
車体は現在大分市内の工場にて保管。
LHM漏れの修理などさまざまな修理を終えて、そろそろ路上復帰かというときにエアフローメーターの不調でエンジン始動が困難となって不動状態に陥り、現在はナンバーも抹消されているとのこと。
CXももはや立派なヴィンテージモデルというべき世代となり、なかなか入手困難な希少車になっているようです。
カーグラ12月号およびCG NEO CLASSICでも、CXが採り上げられていました。
ご興味、ご質問のある方はグループLINE、もしくはHP内の[お問い合わせ]からご一報ください。
※クラブ員以外の方でも、このサイトを見られてご興味のある方はお問い合わせください。
※コロナ感染の再拡大が懸念されている中、福岡は比較的それほどでもないので開催予定としますが、今後の成り行きを注視しながら、状況次第で中止となる可能性もあります。
普段、ほとんど立ち入ることのないディーラーですが、ふらりと覗いてみました。
まさか気前よく新車でも買おうというのではありませんので、念のため。
ただなんとなく覗いただけ。
ひと通り見てみましたがDSのショールームは黒基調で雰囲気も車もどこか馴染めないし、プジョーのほうも話題のモデルがあったけれど、どうしてもダブルシェブロンのくっついたシトロエンにしか目が行きませんでした。
とはいえ、C3を除くすべてがSUVなどのモデルになり、シトロエンにはハイドロはおろか普通のセダンさえ存在しないという、一昔前までは想像だにしなかった現実を思い知らされます。
驚いたのは今話題のベルランゴで、外にありましたが、想像していたよりもずっと大型車でした。
商用車風のベースに遊びの要素をくっつけた感じで、横に並んだC5エアクロスが小ぶりに見えるほどでしたが、全幅と全高は共に185cmだそうでそれも納得です。
運転席に座ってみてもフロントガラスがやけに遠いし、落ち着かないほど広くて、あれをフルに使いこなせる人がいたら大したものだと思います。
うっかり写真を撮り忘れたのが残念でした。
唐突ですが、我がC6を大分のAさんにお譲りすることで話がまとまり、住み慣れたガレージから旅立って行きました。
本来は末永く乗るつもりで、つい最近まで車検を受けたりスフェアを揃えたりしていたので、急な展開でした。
私が所有したのは4年半、整備して、洗車して、車検を受けて、ときどき乗るという使い方で、その間の走行距離は12,000km弱でした。
往年のDSやSMについては語れるほどの知識も経験はありませんが、約30年、自分が体験したかぎりにおいてC6は最高のハイドロシトロエンだったような気がします。
とくに印象に残るのは、格段に向上した信頼性とがっちりした造りで、内外の手触りには一昔前のメルセデスのような重厚な質感があり、しかもデザインはシックで独創的、およそハイドロシトロエンの集大成的なモデルだったように思います。
AさんというCCQ古参メンバーで、ハイドロをこよなく愛する方に乗っていただくことになろうとは、車もこれ以上の幸せはなく、新しいオーナーのもとでさらに機嫌よく走り続けてくれることを願います。
ガレージを開けるたび、C6がいなくなったことを実感する毎日です。
お茶会の内容は別ページにレポートしていますが、久々に登場したKさんのC6と初参加SSさんのXantia。
試乗ということになり、Kさんの運転、SSさんと私が乗せてもらって走っていたら、いつのまにか千早の遙か先まで行ってしまってしまいました。
たまには人のクルマに乗せていただくのも楽しいものです。
三たび猛威を振るいだしコロナのせいで、来月はお茶会ができるかどうかも怪しい感じです。
長寿番組の『開運 なんでも鑑定団』を録画で見ていたら、「えっ!?」というものがでてきました。
車屋をやっていたという男性が、むかしSMを持っていたところ、友人から譲って欲しいと言われ、あちこち壊れて走れない車だから売る訳にはいかないと言って断ったところ、じゃあこの二枚の絵と交換して欲しいというので、それならばと応じたとのこと。
その絵が依頼品だったのですが、なんと山下清の晩年のペン画による東海道五十三次のはじめと最後の二点で、それらはまぎれもない真作で鑑定結果はなんと1000万円をつけました。
動かないシトロエンが思いもよらないものに変化したこと、スタジオでは司会者などから何度も「シトロエン!」「シトロエン、カッコイイですよね!」という名前が出てきて見ているこっちがドギマギしました。
関東や北海道ではコロナの第3波などというニュースも聞こえています。
さいわい福岡はまだ大したことはないので、今月は注意しながら開催することになりました。飲食時以外はマスク装着をよろしくお願いします。
先月、関東から自走して来られたTさんご夫妻の繋がりでお茶会に参加されたOさんと、そのご友人の方が入会されました。
Oさんは大分県にお住まいで、XmとBXに乗られており、車の絵を描かれる方です。
宗像市のGarage T というところで、別の方との「二人展」なるものがあり、それを見に行ってきました。
Oさんのご友人の方は、Sさん。久留米にお住まいで、後期型のXantiaを最近購入されたとか。
以前はXantiaブレークにも乗っておられ、昔は家に2CVがあって、現在はほかにアルファのスパイダーもお持ちという、お若いけれど、とにかく車が大好きで車の話になると止まらないという感じの方です。
皆さんお楽しみに。
8月、ガレージ床にオイル漏れを発見したのは、以前投稿しました。
まだ1円玉にも満たないシミでしたが、これしきのことでひきつってメカニック氏に問いただしたところ、「パワステポンプからのわずかな漏れはありましたねぇ…」という言葉を聞き、即パーツ探しに突入。
Sさんもebayで探してくださいましたが、国内価格と大差ないことが判明し、幸い2個ぐらい国内にあるというのでさっそく注文することに。
ところが、その後何日経ってもオイル漏れはなく、いらい2ヶ月以上経過しますがまったくのゼロ。
おそらく滲んだオイルが何ヶ月か溜まりに溜まってようやく下にポトンと落ちたもののようで、そんなに慌てることではなかったようです。
で、このパワステポンプというのが結構なお値段で、できることならキャンセルしたかったのですが、すでにメカニック氏の手許に来ているとのことで、やむなく購入することに。備えあれば憂いなしというところでしょうが、やっぱり軽率でした。
関東からゲストのご夫妻を交えて、10月のお茶会を無事に終えることができました。
取り急ぎ写真をアップしますが、夜の駐車場は写真がきれいに写せない、色も出ないのでモノクロにしてみました。
なんとか雰囲気だけでもお伝えできれば幸いです。