オイル食います

ターボ車のエンジンオイルについて。

普段用のゴルフは、いわゆるダウンサイジングの1.2Lターボエンジンですが、こんな小さなエンジンのくせして、ササッと高いギアにアップし、1300〜1500rpmの間を常用することが最も多く、かえってエンジンに負担がかかるんじゃないかと思います。
最近パートスロットルの時に、かすかにカラカラという音がしているのに気が付きました。

気になってエンジンオイルの量を見てみると、えっ!?…レベルゲージにほとんどオイルが付きません。
交換から半年、交換後の距離は約3600キロなのに!!!

運良く補充用の予備オイルを持っていたので、それを足すも、なかなか上がって来なくて、500mlも入れたかと思う頃にようやく下の方にちょこんとオイルがつきだし、最終的に700ml前後かそれ以上入れたところで、ようやく上下許容範囲の真ん中ぐらいに達しました。

気になったので同じオイルを使われていて、やはりダウンサイジングのターボエンジン搭載のC5をお使いのduca900C5さんに聞いてみると、つい最近オイル交換された由、やはり想像以上に「減っていた」とのこと。

さっそくduca900C5さんがネットで調べられたところ、同様の書き込みがいくつも見つかり、
「ディーラーで交換から半年で0.7L足した」「オイルの消費はある」「1.6ターボで1.6tの車重を低回転からずっとタービン回していると考えると、昔のいかにもなターボ車より負担が多い気もする 」などの意見が見つかったようでした。

そもそも、総量で4Lぐらいなのに、「半年で0.7L足す」というのもすごいし、その減ったぶんの少ないオイルで、ターボの灼熱地獄にさらされるわけですから、これはかなり厳しいことでしょう。
XmでもC6でも、エンジンオイルはほとんど減らなかったこともあって、最近はオイルの点検もおろそかになっていましたが、新世代のターボエンジンではそうもいかないことがわかりました。

幸い持っていた補充用オイルで、7〜8割方入っていたものの結局カラに。

というわけで、この手のターボ搭載車は「オイル消費が激しい」という事実を(遅すぎますが)しっかり認識!

こうなると、補充用オイルを常備することが必要で、これはもう、ハイドロ車がLHMやLDSを用心に1本もっておくどころではない、もっと切実で差し迫ったものがあると言わざるを得ません。
ハイドロのオイルは漏れなどのトラブルがない限り減ることはありませんが、エンジンオイルが通常使用でこれほど消費するとなると、乗れば乗るだけ、少しずつ確実に減っているというわけですから。

しかるに、オイル交換の推奨インターバルは昔よりはるかに伸びて、いまやどのメーカーでもオイル交換は1万キロ(中には2万キロ)まで必要ないなどと大口をたたいているわけで、意図的に壊れるように仕向けてるの?って思います。
それとも、注ぎ足しが多いから、そのぶん交換は延ばしていいってこと?

VWに関して言えば、1.2Lターボはあまりに切り詰めすぎで、高速を含めて実用で困ることはまったくないけれど、次またぜひ買いたいとまでは思いません。
もっとも、ガソリンエンジンそのものがいつまで生きながらえるのかわかりませんけどね。

ひとのえんくらぶ

このところ、どういうわけか、昔のシトロエン関連の方々と電話などでお話する機会が次から次へと続きました。

[北九州Uさん]新しいステッカーをお送りしていたところ、ご自身で出版された美しい絵本を送ってくださいました。
昔はよくミーティングにご参加いただきましたが、2CVは今も健在で乗られているようで「ワタシ、あれしか乗れませんから」とケロリと言われます。
古稀を越えられるも、今でもヨーロッパへお出かけだそうで、すこぶるお元気な様子でした。

[佐賀の巨匠]Uさんとの会話で出てきた、我らがシトロエンの巨匠。
久しぶりにお電話してみると、すぐに出られて、たちまち話に花が咲きました。傘寿を過ぎられるも頭脳明晰。
遡ること25年、CCQ創設時のことを私以上に鮮明に覚えておられ、懐かしいことこの上ない方。
現在はDS21、GSクラブ、2CV、CX、さらに今年から最新のC3が加わったそうで、所有車がシトロエンの歴史そのものの様相を呈していました。

[福岡Kさん]以前の福岡のシトロエンディーラーの社長さんで、現在も輸入車にかかわるお仕事をされているご様子。
かつて納められたC6が、次のオーナーを探しているとのことで、誰か欲しい人はいませんか?というご連絡をいただき、昔なつかしい話があれこれ飛び出しました。

[佐賀Kさん]CCQ初回のミーティングから参加していただいた方で、BXや2CVに乗られ、2CVでは整備などでよくお世話になりました。
かなりおかしな人だけれど、お仕事は制服着用のお堅くハードな国家公務員(たぶん)。
現在はシトロエンから遠ざかっておられるものの車は大好きで、工場に座り込んでいるらしい巨匠のDS21の復活に向けて奔走中の由。

[福岡Tさん]夜街を走っていると、前方に見慣れぬへんてこりんな車を発見。
C4カクタスであることはすぐわかり、あわてて近づき、ついに交差点で横に並ぶことに成功。
理系の大学の先生とは思えぬおちゃめな人で、元CCQ会員、窓ごしに言葉をかわしました。

[神奈川Nさん]せごどんではないけれど、実家は鹿児島の薩摩隼人。
お父上と揃ってBXに乗られていたが、今年ご他界された由、ジュニアは神奈川県でCX一筋のシトロエン道を謳歌しておられるご様子。鹿児島に戻られる気配はないよう。

[神奈川Hさん]CCJ=日本シトロエンクラブの元幹部で最も中心におられたひとりで、私も会報編集を数年間担当していたこともあり、九州以外では最も馴染み深いシトロエン乗りの方。
現在はCCJを離れ、気の合う昔の仲間とだけの自由なシトロエンライフをお楽しみの様子。C6とC4ピカソに乗られているが、やはりC6は格別なモデルとのこと。工場もラインもまったく別で、手作業部分がかなり多かったとのこと。

〜以上、わずかひと月足らずの間に、シトロエンが繋いでくれた昔の「ご縁」がひさびさに目の前に引き出されたようでした。

タイトルは、このHさんから聞いたもので、大阪の方が言われたらしく、「シトロエンクラブ」は「ヒトノエンクラブ」なのだそうで、シトロエンを通じての「人の縁」であるという意味。
韻を踏んだ面白さの中に、深い意味が込められているあたり、さすがは大阪人!実に上手いことを言われるもんだと感心しました。
言われてみると本当にそうだなぁと思うばかり!

※急遽、シャレでステッカーを作ってみました。

SMの4ドアセダン

高級スポーツカーメーカーとして知られるマセラティ社は、1960年代から1970年中頃にかけてシトロエンの傘下にあり、それはシトロエンがプジョーに買収されるまで続きました。

この時代のシトロエンとして最も代表的なモデルがSMとCXで、先行するSMのフロントに積まれたエンジンはマセラティの新設計による2.7L-V6、排ガス規制の厳しかったアメリカ向けに3.0L版も作られました。
それをマセラティ側に載せたモデルがミッドシップのメラク、一方、当時のフラッグシップであったカムシン(5L-V8)にはシトロエンのハイドロニューマティック・サスペンションとセルフセンタリングが装着され、私は幸運なことに実際に運転した経験があります。
当時は個人的に、ライバルのフェラーリ・デイトナよりカムシンのほうがはるかにシャープでカッコいいと思っていましたが、実物はというと、獰猛な5Lエンジンはドロドロと唸り声をあげ車体は小刻みに振動しているのに、乗り心地はハイドロそのものでぷかんと水に浮いているようだし、ハンドリングときたら危険なほどクイックな上にセルフセンタリング付きで、交差点ひとつ曲がるにもドキドキでした。
バランスもへったくれもない、今ではおよそ考えられない破天荒というか、冗談みたいな車でした。

注)マセラティ・カムシン 写真はネットより拝借しました。

それ以外にもうひとつ忘れられた貴重モデルとして、マセラティの4ドア高級セダンであるクアトロポルテの二代目がこの時期に開発され、これもハイドロを持つ車だったようですが、折悪しくオイルショックで販売は頓挫、デリバリーされた台数は1974年から4年間でわずか13台!という、激レア車というよりは幻と言っていいようなモデル。
現存して走行可能な個体は4台だったところ、2017年、スペインの倉庫からもう1台が発見され、それが雑誌《Octane オクタン》に記事として掲載されていたので即購入。記事によればクアトロポルテIIはガンディーニのボディを纏っているものの、中身はリアのトレッドを広げただけのシトロエンSMそのもので、マセラティ初のFF車だったとか。フロントもSMと同じく6灯式ヘッドライトで、ホイールキャップはDSのものではないかと思われます。

プレーンな4ドアボディは、全体のフォルム、窓枠の処理や造形などデザインテイストが当時カー・オブ・ザ・イヤーを獲得して注目の高かったアウディ初代80に通じる、1970年代の美意識を随所に感じるもの。
おおらかで夢のあった時代の遺品とでもいうべき車ですね。

車高が落ちてペタンコになった様子は、走ることを拒否するハイドロ車の姿で、我々には見慣れた光景。

新ステッカー

ずいぶん久しぶりに新しいクラブステッカーを作りました。

サイズ:120mm☓24mm とやや小ぶりにしました。

お茶会のときにお持ちしますが、お茶会参加予定の立たない方や、トリコロールデイなどでもっとはやく欲しいという方は、
▲お名前 ▲ご住所 ▲電話番号 ▲必要枚数(できれば5枚以内)を
milou526@yahoo.co.jp までお知らせくだされば郵送致します。

※クラブの会計の許可を得て制作しましたので、無料でお渡しお送りします。


実物をリアウインドウに貼ってみたところ。


原案

バッテリー突然死

シトロエンネタではありませんが、ゴルフのバッテリーが突然死しました。

前日まで何の問題もなく走っていたのに、次の日の夜、出かけるためエンジンを掛けようとしたところ、まったくの無反応。警告灯も、ルームランプも、リモコンキーもずべてダメで、一晩のうちに車が死んでしまったかのようでした。

昔なら「カチン」ぐらいはいったものですが、現代のそれは徹底していて、バッテリーごと消えてなくなってしまったように完璧に無反応。
積載車でディーラーに運ぶということも考えましたが、この状態ではパーキングブレーキも電気式なので解除できず、ギアもなにもかもがロックされており、これでは車を1cmたりとも動かすことはできません。
テールゲートさえ電気式らしく開けることができず、あらゆるものが電気で制御されている現代の車の怖さをしみじみ思い知らされました。

ただちに新しいバッテリーを手配すべく、パソコンやら電話やらで、その夜はあっという間に数時間を費やしましたが、ちょうど金曜の夜で土日を挟むため、状況はなかり厳しいものでした。
そんな中、安くて高評価のアトラス製バッテリーのサプライヤーが「福岡市内にあり」、土曜というのに電話したら「出た」し、価格はネット平均より「安く」、在庫も「ある」、店頭販売も「できる」というので、地獄に仏とはこのことかと感激に打ち震えてすっ飛んで行きました。

5つの幸運が重なったこと、バッテリー突然死の恐ろしさを味わったおかげですっかり怖くなり、この際というわけでもう1台の車用まで購入してしまいました。

アイドリングストップ車に対応のAGM/EFGバッテリーは、従来のものより高額でディーラーでは5万とか7万とか、聞いただけで卒倒しそうな金額をいわれますが、今回はゴルフ用とさらに大型のもの2つ合わせて35000円からちょっとお釣りがくるほどの望外の低価格でゲット出来ました。
とんだバッテリー狂騒曲でしたが、最後は思いの外はやく解決できました。

https://www.orientalbattery.com

新社屋が続々

このところ福岡は輸入車ディーラーの建設ラッシュのようです。

国道3号線を空港から北方向へ走っていると、新たにランボルギーニの店が建設中なのを発見。
すでにランボルギーニ福岡というのがあるのですが、そういえば最近街中でもちょくちょくこの猛牛を見かけるし、販売は好調で規模拡大ということなのか。

それでなくても、付近にはマクラーレンとアストンのやけに大きなディーラーがあったりで、店舗規模でもイタリア勢は負けてはいられないと攻勢をかけているということか?

大きなディーラーといえば、今年オープンしたプジョー/シトロエン系の新ディーラーもショールームは国内最大規模らしく、そこからやや南に下ったところには、これまた大きなマセラーティの新社屋が建設中。

スーパーカーの世界でも、福岡規模の都市にあんな大きな社屋がどんどんできるなんて、やっていけるのかと首を傾げますが、ともかくかつてないほどの勢いなのは確かで、世は好景気ということ?

ま、そんなものは関係ないし実はどうでもいいんですが、車関連の景気がいいのなら、せめて良心的なフランス車の専門ショップみたいなものができて、我々のオアシスになってほしいもの。
歴代のハイドロを知り尽くしたベテランメカニックがいて、いろいろなノウハウがあり、込み入った高度な修理なども可能な、そんなショップができてくれないか…というのが切なる希望。

でもそれはある意味、自動車文化の深いところに根のはった土壌がなくてはならないものだったりして、スーパーカーのディーラーを作るよりもハードルが高いことかもしれませんね。

この暑い中、出かけたついでに奮起して写真を撮ってきました。

新社屋建設中のランボルギーニ(左)とマセラーティ(右)は、それぞれ結構なサイズでびっくり。

(左)ほとんどひと気のないマクラーレンとアストンマーティンのディーラー。
(右)以前からあるランボルギーニ福岡。


棟続きでDS/シトロエン/プジョーが三軒長屋のように並んだ新ディーラーが今年オープン。


…と、ご近所の異変に刺激を受けたのか、どう見ても拡張工事をやっているように思えてしまったルノー福岡。
工事現場のド真ん中にしれっと置かれたキャプチャーは何か意味があるのか…。

 

9月のお茶会変更

8月のお茶会は、ひさびさにaiharaさんが遠路参加されて、総勢8名による楽しいひとときでした。

その席で話題に上っていたのが翌月、久住高原でおこなわれるトリコロールデイで、開催日は9月9日とのこと。

何人かの方がトリコロールデイ参加も検討しておられる様子でしたが、9月お茶会は第2土曜の8日ということになり、そうなると2日続きとなる方には大変なので、
CCQお茶会は9月のみ第3土曜である9月15日(場所と時間はいつも通り)とすることになりました。

よろしくお願い致します。

カーグラ9月号は

最新のカーグラ(9月号)はフランス車のページが30ページにもわたっています。

そのうち12ページがプジョーの508とRifterに関する記事で、残りはすべてシトロエン。
しかも新型に関するものではなく、まずは「シトロエンのデザインに見るバロック様式」というもので、デビュー時のDSから、いろいろなアングルの写真で、AMI6、2CV、VISA、DS21、ID19、CX、SM、C6、XM、M35、AMI8などが登場。

さらには新車で買える2CVのこと、前後にエンジンを積んだ2CV 4☓4サハラ、Hトラックの妹 タイプG物語と続きます。
さらにさらに、付録として「DSの華麗なる世界」という小冊子がついていて、こちらにはDS7クロスバックの試乗記から、未来のコンセプトカーまでと、とにかくシトロエンずくしでした。

今回でDS21の短期テストも特段の事件もないまま最終回を迎え、無事に返却されたようです。
このDS21には500ccの溶接型スフェアが装着されていたようですが、途中からDS本来の土星玉とよばれる700ccのものに換装され、乗り心地は一気にフワッフワッの「雲のような、マシュマロのような乗り心地」になったとあり、やはりスフェアの容量は、乗り心地にとって圧倒的な影響があるようです。

CGを購入されない方も、ちょっと立ち読みされてはどうでしょう?

コードレス

この投稿欄へduca900C5さんが書かれている、コードレスのエアコンプレッサーを購入しました。

同氏はお茶会でも話題にされていたので、へーとは思ったものの、オススメの黄色いマシンは価格も2万円ほどとそれなりだったので、即購入とはなりませんでした。

しかし、我が家のガレージは壁との距離も狭く作業スペースの余裕が少ないので、シガーライターから電源を取るタイプのエアコンプレッサー使用は大変で、コードレス型のエアコンプレッサーがあればいいなぁ…という思いが強まりました。

しかも価格はこの数ヶ月で少し安くなっているようで、バッテリー容量が2000mAhのタイプなら1万円を切るまでになっていることがわかり、ならばとアマゾンから購入。

はじめにフル充電してさっそく使ってみたところ、快適にエアの充填ができました。
コードの取り回しなどがないのは予想以上に楽で、パワーもあるのかこれまでより早くなったし、さらに便利なのははじめに空気圧を設定するので自動停止してくれ、これも大いに助かります。

まだ数回使っただけですが、ちょっと空気圧が減ったぶんの補充程度ではバッテリーの消耗もさほどでもなく、これで充分だと思います。

お陰様でいいものを教えていただきました。


左)真ん中のボタンで電源ON/OFFと単位の切り替えが4種おこなえ、左右のボタンで希望空気圧を設定するだけ。
右)さっそく使ってみました。ガレージの守護神、ビバンダムが見守っているというアホな光景。

もしやご近所?

この半年ぐらいだと思いますが、自宅の近くで、何度か黒っぽいCXとすれ違うことがありました。
いつも夜で、一瞬のことなので、はじめは今もCXをお持ちのKさんでは?と思いましたがご本人に確認すると「違う」とのこと。

つい先日も自宅からすぐのところで信号待ちをしていると、目の前を右から左にCXがスーッと走っていき、あまりに狭いエリアでこう何度も遭遇するということは、近くに棲む車ではないかと思ってしまいます。

青信号に変わりとりあえずそちらへ向かってみると、幸い先の交差点で右折のウインカーを出しているCXのうしろにつくことができ、しばらく後ろを走りました。
夜なので、色はなかなか確認しづらかったのですが、たぶん黒だと思われ、バンパー形状からSerie2のCXと判明。

しばらく直進したあと、また交差店を右折し、さらに進んで住宅街の中をまたも右折、ここまではついて行きましたが、さらに細い道へと4回目の右折となったので、これ以上はさすがにまずい気がして追尾をやめました。

なんとなく感じたのは、ただ近場をクルクルまわっているような気配。
夜の走りやすい時間帯に、楽しみか、車を動かすためのドライブという感じで、こういう方と車が身近にいるとなれば、なんとかお近づきになりたいものです。

またご縁があればいいのですが。


※写真は筆者が1990年前後に乗っていたCXのSerie2 25GTi