カーグラの憂鬱

前回の続き。
カーグラの棚の整理を続けていると、周辺から、こんなものが出てきました。

2CVの取説で、車にはつけた状態でお譲りしているので、これはFBMででも入手したのか?
入手経路が自分でもよくわかりません。
西武自販の日本語版と英語版で、最後のページには配線図まで載っており、まるで「出来る人は自分でいろいろイジるんだろうから、はいドーゾ」みたいな感じです。
ちなみに私がもっていた、2台目の2CVの写真もありました。
ポルトガル製、最後期のスペシアルで、走行距離はわずか数千キロ。まだ新車の香りがする車でしたが、なにか大事なものが微妙に違っていたような後味が残っています。
1台目はかなり走り込んだグレーのチャールストンで、少々くたびれていたけれどこちらはフランス製で、乗り味からなにから、全体にとろんとしたやわらかさがありましたが、ポルトガル製は強いて言うならややキメが荒く「ジェネリック2CV」みたいな感じ。
ちなみに、整理しているのはカーグラを保存しているこの棚とその周辺。
定期購読を始めたのが中学のときからで、それから40数年、あとから買い足したバックナンバーと合わせると600冊近くになり、この写真の反対側にも100冊近くが侵食してきていて、いまだに毎月1冊ずつ増えています。
もはや昔のように、ページをめくるごとにワクワク胸を躍らせるような内容ではなくなり、さほど魅力もないけれど、これだけ長年続けてきたものを「止める」という決心がつけられず、惰性で買い続けているだけ。
カーグラには創始者の小林彰太郎さんに心酔した長年の読者が大勢いらっしゃる筈で、それは自分の自動車史の一部でもあり、捨てるには忍びずで、いずこも似たような状況だろうと思います。いっそ廃刊にでもなれば、サッパリするんでしょうが…。