スフェア

ハイドロシトロエンの要といえば、言わずと知れたスフェアです。
これが手に入らなければハイドロニューマティックも、ハイドラクティブも、ハイドロニューマティック・アクティブサスペンションも機能しません。

EUROREPARのスフェア。Sさんによると寿命はなんと10年20万kmだそうで、本当なら驚きですが、たしかにここの後半にそう書いてあるんですよね…。
https://www.eurorepar.com/WR-en/download/4895/659a2794eb78ed12e45ff1be9308c7b6.pdf

良品とは言えなかったIHFSのスフェアに代わるものをSさんが探されたものの、絶望的な品薄状況にあったところ、神奈川県でC6にお乗りの方から情報が寄せられ、ユーロレパー(Eurorepar)なるブランドがあることを知り得ました。

一時は純正(部品代のみで約15万円!)で揃えるしかないかなと、半ば腹をくくりはじめてときにもたらされた朗報で、あらためて篤く御礼申し上げたいところです。

従来のさまざまな社外品スフェアの耐久性が概ね3〜4年であることが、ヨーロッパのハイドロマニアの間で共通認識となっているらしいのに対し、このユーロレパーの最大の特徴は、PSA自らが取り扱う公認のパーツブランドだそうで、耐久性も純正と同等と謳われている点です。

純正とEuroreparのねじ込み部分の比較。
オレンジ色のシールを貼ったほうが純正ですが、なぜかEuroreparのほうが作りが繊細で美しいです。

これが純正パーツのジェネリック品といえるのかどうか、内部の構造まですべて同様かどうかはわかりませんが、価格も手頃で、なにしろもう手に入らないものが手に入ったというだけでも大いに救われました。

Sさんのご尽力により、イギリスのショップに問い合わせをしたところ「購入可能」とのアンサーがあり、さっそく注文したものが、2日ほど前ついに手許に届きました。

純正よりやや濃いグレーの塗装で、ダブルシェブロンの刻印こそありませんが、これで全数揃ったと思うとすっかり安堵の気分に満たされて、交換は「まあそのうちでいいや…」てな感じです。

…というか、我がC6は近日中に車検を控えており、まずはそれを乗り越えることが先決という喫緊の課題が迫っています。

右より、Aはフロントアディショナル、Bはフロントサスペンション、Cはリアアディショナル、Dはリアサスペンション用となり、Cのみが純正です。

Xsara

hideさんの台風の投稿にコメントされた三重県の方が、珍しい写真を送ってくださいましたのでお目にかけることに。
過去のFBMで撮られたという、CCQのMIKITOさんのXsaraとのツーショット写真です。
Xsaraの初期型はXantiaを小型化したようで、後期型では初代C5風の顔に変わります。このXsaraの前期型は、今やかなりのレア車へと昇格しているのかも。

現在はGSA/CXシリーズ2をお持ちの由、いずれもかなりの極上車のようです。
許可を得て、文章とともにご紹介します。


初めまして、私は三重県四日市市在住の気合の入ったシトロエンマニアです。
ちなみに最初のシトロエンはXsara1.8のExclusiveでした。

福岡ナンバーのシルバーのXsara存じております。
一度FBM会場でこっそり並べて撮影したこともございます。

(2012年10月27日撮影)

(Chirac註)ついでと言ってはなんですが、以下が現在の愛車のようです。
程度の良さが写真を通しても伝わりますね!

GSA X3は2015年6月20日私の誕生日に納車されました。
1985年2月15日製造、同年7月登録、50台輸入された内の47台目。
実走5,7万キロ、私で4人目のオーナーです。
両側面のみ再塗装歴ありますが、他は奇跡的にオリジナルのままです。
CX25GTIは2019年7月25日に納車されました。
1987年4月21日製造、1988年7月登録、実走7万キロ台(メーター上は8,5万キロ)
*2人目オーナー様時にメーター交換歴あり
私で5人目のオーナー、ボンネット、右側面、ドアミラー再塗装歴あり

色々ありましたし、今もあるのですが概ね2台とも元気です。
どちらも機関上々です。

コストコ

コストコの自社ブランドであるKIRKLANDのエンジンオイルが発売された由で、もういいかげんワコーズとおさらばしたい思いもあり、一度これを使ってみようかと思い連休中買いに行きました。

数名の方も参加されることになりましたが、そのコストコたるやものすごい人出で、入店するだけでもパンダでも見るような大行列!

幸いオイルの在庫はなんとかあったものの、もはや在庫は少なめで、売り切れも近い気配でした。私とKさんはさっそく購入することにしましたが、FULL SYNTHETIC 5W-30が10クォート(約10L)で3780円という驚きの価格。
このオイルの製造元はWARREN DISTRIBUTIONというアメリカの歴史ある大手の製油所だそうで、ここの自社ブランドとしてはMAG1というのがあるようです。

驚きの価格という点では、実はエンジンオイルどころではないことが!
向かいの棚にミシュランのワイパーがあって、通常価格の998円でも十分安いのに、Sさんによれば年にわずか2回しかない割引の日にたまたま行きあわせたようで、なんと698円/本。
車種にもよりますが、いまやディーラーで購入するブレードは5000円超え/本が普通みたいですから、まさにゼロがひとつ違います。

これは大変!というわけで、そこからSさんMさんはスマホでサイズはもとより付属アダプターの適合形状/有無、必要なものがない場合はどのような組み合わせで買えばよいか等々を調べるための格闘状態になり、結局その場に1時間ぐらいいたような気がします。
おかげでC6用、C5用、あれ用これ用とワイパーだけでみんなで20本近く購入することになり、ほとんど業者の仕入れみたいでした。

いいなぁ〜と思ったけれど、どう見てもC6のタイヤが収まるサイズではないので、無理に押し込んで破いてもイヤなので買いませんでしたが「タイヤ・トートバッグ」という名のアイテム。

それにしてもコストコの人の多さは尋常ではなく、コロナ騒ぎ以来、あんな芋洗い状態は久々に目にする光景でした。
レジに行くだけも2列の長大な列で、各所に誘導員がつきながら各カートを振り分け、ソーシャルディスタンスどころではなく、もうクタクタでした。

この日は趣向を変えメルセデス、BMW、アウディとドイツ御三家で集まり、シトロエンは一台だけでしたが、この方も実はメルセデスオーナーでもあります。そういう意味からも、CCQはただシトロエンのみを盲信するのではなく、ドイツ車など常に他車とも接しながら、フランス車の素晴らしさを冷静に(?)評価して惚れ込んでいると云えなくはないかも。…だからなに?って感じですが。
この中のお一人によると、高速で集中豪雨に遭遇したときなど、シトロエンのつもりで走ると不安定で恐ろしくて、たまらず次のインターで下りてしまったとか。こういう現実をドイツ車一筋の方たちは意外にご存じなく、設計・品質・機能・安全性やスタビリティは世界一という強烈な自負があるものだからまず受け容れてはいただけません。CG-TVでも松任谷さんは「誤解を恐れずにいうと、直進性はフランス車が世界一だと僕は思う」などと言っていましたけど、経験者は身をもって知っているということでしょうか。…余談でした。

FBM2020?

皆様、お久しぶりです。埼玉在住のtama(y)です。
先週末、同じ埼玉在住のCCQメンバーのSさんの呼びかけで車山高原に行ってきました。メンバーはツイッターで募ったフランス車11台17人で、2cvが2台、C3、xantia、c5iiiツアラー(sさん)、c5iiが私を含め3台、106ラリー、RCZ、エッセ(もとc5iiiユーザー)という、今どきなかなか見かけない濃いメンバーでのドライブとなりました。

関越自動車道高坂saで集合した時の姿。ずらりとフランス車が並ぶのはいいですね。

生憎の天気でのスタートとなりましたが、長野県に入ると雨も止み、快適なドライブで車山まで。高速道路の状況は渋滞こそなかったものの、コロナによる外出自粛もそろそろ終わりが見えてきたせいか、交通量はも多めでした。また、こういった天気だったこともあり、暑さと窓ガラスの曇りも少なく、2cvの方には本当に幸いしました。

現代の末っ子C3と2CV、どちらにもベーシックカーの良さが。
霧の朝、チェックアウトしたホテルのチャペルでの写真。幻想的な雰囲気に2CVが似合いすぎでした。

翌朝は主催のSさんが、ビーナスラインを終点まで走って屋外美術館など行こうかと計画されていましたが、あいにくの霧模様。このため、フレンチブルーミーティングで使用されているメイングランドへ移動して、プライベートFBMとしゃれこみました。

2CVクランク掛け大会では日ごろの鍛錬の結果か、スパッエンジンがかかって驚いたり、未経験者による2cv教習会はオーナーの指導で意外と皆さんスイスイ動かせて感心。

c5ブレークのTさんは、ボンネットに乗せた水入りプラコップから水がこぼれずに走れるかのチャレンジをされ、不安げに見つめるギャラリーを背にスタート。ふんわり揺れながらガタガタ道を走ってました。最終的には 遠心力でコップがボンネットから滑って落下して終わりましたが、走行中の振動では溢れず、ハイドロの面目躍如でした。 これなど、本物のFBMに導入しても面白いではないかなー、と思いました。

C5iiiツアラーのSさんは、Dさんの106ラリーに試乗されて、軽い走りがえらく気に入った様で、もともとレースなどにも参戦されていたこともあり、熱い血が騒いでいるそう。

黒の2CVはなんと、今回最遠距離で仙台からのご参加。25年位前に赤黒チャールストンを購入され、その後、黒にオールペンされたとのこと。2CVのファンシーな感じが薄くなり、思いのほかフォーマルな感じに。
そしてその車内。助手席にはなんと家庭用のポータブルエアコンが設置されており、2CVの欠点である夏の暑さ対策がなされていました。尤も、パワー不足でもっと強いのに買い替え予定とか。設置場所確保のため助手席が取り外されていたりするのはオーナーであるRさんのご努力の賜物ですね。

最後は私がお譲りしたC5iiブレークで参加されたHさんの提案で、カーグラフィックのジャイアントテスト的な集合写真を撮影して終了となりました。適当にバラっとくるまを置けばそれなりに様になるかと思いきや、前後左右が重ならないように(それでも2CVとXantiaが重なっています)、バランスよく配置するのは大変でした。私が上から見て誘導していたのですが、声は届かないしメガホンが欲しかったですね(笑)ミニカーで再現してみようかな。

雑誌で見たような写真を再現?タイトルを付けるなら、「さしずめちょっと古いシトロエン大集合」でしょうか(笑) #C3は現代の車としての参加枠で。

あいにくの天気となった2日間でしたが、二日目にメイングランドへ入ることができたこともあり、図らずもFBMを疑似体験することになりました。また、今では一大イベントとなってしまったFBMも最初はたぶんこんなだったのだろうな、と体験できたのも、感慨深かったです。

後日談: C5iiiツアラーのSさんは、106ラリーにすっかりやられてしまったようで、早速中古車を探されたり、試乗に行ったりしている様です。C5は早くも手放されるらしく、せっかくきれいに仕上げたばっかりなのに勿体ないねー、との声が上がってました。

タイヤその後

またもシトロエンネタではなく恐縮ですが、VW-Golfのブッシュ類交換、オイル、そして主にタイヤの経過報告。

約1000kmほど走行、ブッシュ関係を交換した足回りは新車のよう…とは言いませんが、やはり圧倒的に良くなって、こういうことは大事だなぁとあらためて実感。
エンジンオイルは相変わらず好みではないし、驚くのは燃費です。
3回給油して、走行パターンはほぼ変わらないのになんと約20%(普通はせいぜい5%ぐらいでは?)の悪化で、エンジンオイルと燃費ってそこまで密接な関係があるのかと、ある意味勉強になりました。

今回最も報告したかったのはタイヤについてです。
NANKANGのNS-25は良い意味でしっかりしたタイヤですが、決して「しっかり=硬い」ではありません。
アスリートの足腰のように、しなやかな筋肉と骨格があるからこそ、スムーズで正確、転がりのなめらかさや静けさも活かされていて、タイヤに求める快適性とはこれだと思いました。

ダサいと思っていましたが、機能を有するものはやはりその点が第一で、今はまったく気にならなくなりました。

いっぽう、コンフォートを標榜する廉価タイヤは、どこか姿勢の悪い人みたいで、大きな欠点もなく、製品としては成立していますが、何か大事なところを手抜きされてしまっているようで、コストダウン製品という気がします。

NS-25のレビューに「レグノに似ている」という言葉があったのは、はじめは失笑しましたが、たしかに今は私もほんのちょっとそんな気分です。
いまどきのタイヤは、メジャーブランドでも高級品以外は価格競争もあり、安く薄く(軽く)作っている気配を感じませんか?
ハイテクも多用されているのか、それなりに使えはしますが、ショックの吸収などは思いのほか苦手で収束性も悪く、路面のザラザラ感もストレートに伝わるし、ロードノイズなどは新品時を過ぎるとかなり盛大だったり。

個人的にはNS-25のように、乗り味がしなやかで、きれいに回転して、しっとり感を伝えてくるタイヤのほうが自分の好みに合致していると思いました。

ただタイヤとサスペンションには相性があるので、これをハイドロシトロエンにつけてどんな結果が出るか…それはわかりません。
上記の燃費悪化が、このタイヤのせいでもあるという疑いもゼロではありませんが、これだけ小気味良くストレスなく転がるタイヤなので違うだろうとは思っています。
この点はオイル交換をした上で確認したいと思います。

掲載するつもりはなかったショットですが敢えてご紹介。
夕闇迫るIKEAの駐車場で数枚シャッターを押してみたところ、ルーフ上に「C3」の文字が写り込んでおり、まるで狙ったかのようなショットですが、そもそもVWとC3なんて無関係で、狙うはずもなくまったくの偶然でした。帰宅後に気付いて「うわっ」となり、因縁めいたものを勝手に感じたのでした。

台風10号 私の場合

みなさまご無沙汰しています。
私が普段車庫にしているところは、築40年スレート葺の木造倉庫なのですが、事前の報道などから「今回の台風には耐えられそうにないなぁ」と不安に思い、とりあえずやれることはやっておこうと日曜日の朝から悪あがきをしてみました。

内側から屋根を見上げたところ

まずはみんなやってたガラス窓へのガムテープ貼り付けを行いました。

よく見かけた米印

しかしよく考えてみたらこれでは割れたガラスの飛散防止にはならんなぁと思い、このようにアップグレードしてみました。

内側からべニア板で蓋をしてしまいました
ガラスの破片で車にキズがつく心配が減りました

一気に暗くなってしまいましたが、晴れた日には車に西日が当たり日焼けの心配をしていましたので一石二鳥。これでよしとしましょう。

出来上がり

結果、建物や車に被害はなくホッとしました。今回もし建物が倒壊したらこの車たちとはお別れになるだろうと覚悟はしていました。普段あまり写真は撮らないのですがそのようなこともあり記録に残そうと思った次第です。まだまだシトロエンライフを続けられることになり嬉しく思います。

台風10号

ようやく台風10号も過ぎ去りましたが、もー、めちゃめちゃ疲れました!
先週中頃からの騒ぎだったし、スーパーに行ったら目を疑うほど物はなにもないし、とてつもないことでも始まるようでした。

気象庁やニュースはどこも言葉があまりに大げさすぎで、しつこくて、「これまでの経験がまったく役に立たないような超大型」「100年に一度あるかないかの規模」「ためらうことなく命を守る行動を取ってください!」などと終日連呼されると気が滅入って仕方ありませんでした。
個人的には、前回の9号より少し強い程度だと思いましたが。

もう少し「正確」な報道をしていただかないと、あれでは「オオカミ少年」ではないけれど、本当に大変なときに割引いて聞く習慣がついたら却って危険では?

おしらせ

まだまだお茶会は難しそうな気配で、12日のお茶会はやはり中止です。

密にならない程度の小さな集まりは、やれたらやるかもしれませんが、差し当たっては目前に迫った台風10号をなんとか乗り切ることが先決ですね。