スフェアテスター

一応シトロエンネタとは言え世間離れしたシーラカンス的内容で、今どきHPへアップの必要性は更さら無いと思えますが、笑い話のついでにでも・・・。(*冷笑)


今年になって、久し振りにC5のスフェア残圧を計測していただこうと思い、元メカニックのS氏にメールでお尋ねしたところ、かなり前に計測してもらった二世代前シトロエンディーラーの 「前原本社のK氏にその旨聞かれたら如何でしょうか?」 とのご教示をいただき、早速電話でお尋ねすると、「Kは今在籍しておりません」 「やっていません」 「分かりません」 とのお言葉。
どこのウマの骨とも分からぬ輩に構っちゃおれん!状態で、然もありなん!と諦める事に・・・。

駄菓子菓子スフェア内圧計測が出来ない!では灰〇〇の沽券にも関わるし、何を血迷ったか?無謀にも この際ダメ元でスフェアテスターDIY作成にチャレンジしてみる事に・・・。
(*今どき、気は確かだろーか?要検温!)  

そもそもスフェア内圧 70k程度の計測なので、流用する油圧ジャッキは そこら辺の小さなボトル型で軽くイケるハズで、取り敢えず手持ちの小型で年季が入った 「ボロ油圧ジャッキ」 (2t)を使って、その頭上にスフェアとの接続部分(延長アダプター)を検討してみる事にしました。

—(筆者:注)—
お急ぎの方は、誠に恐縮ですが駄文長文に就き、*AAAAA から下方の *BBBBB へジャンプすると、かなり早く易くウマく ススめると思われるのでお勧めします。(汗、、)

*AAAAA    

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ボトル型のボロ油圧ジャッキ (小型2ton)  

油圧ジャッキ分解前          6角の ”ジャッキふた” に下記の                   取寄せパーツを乗せます。
                  左のジャッキラム(長パイプ)は不用。

スフェアの取り付けネジは、m36 p1.5 (径36mm、ピッチ1.5mm) の様で、当初は近いサイズのパイプにメスネジを切って貰う予定でしたが、色々調べると パイプ外側のオスネジは旋盤で可能の様だが内側のメスネジは専用タップが必要で、当該の極細ピッチ用は かなり高価な為これは却下。(笑)  
その代わり、これの鉄ナットは既製品がリーズナブルに入手できる様で、予定を変えスフェアの取り付けには既製鉄ナットを流用し、延長パイプ共々溶接で 「油圧ジャッキふた」 に接続する様に作戦変更してみました。  
延長パイプは42.7mm径の 32A鉄パイプが別途 “切り売り” で有ったので、40mm長にてオーダーする事に。  
スフェア圧は通常25k~70k程度の為、油圧計は小型の 10Mpa(100k/気圧)にしました。  

到着したモノの画像     

                   スフェア接続はこんな風にして                      ジャッキの上に被せます。


大きいナットへの スフェアOリング溝加工依頼

スフェア締め付け面に          純正スフェアOリングを嵌めた所          
純正スフェアOリング用溝を
鉄工所で加工してもらいました。

苦戦した所は油圧計のセットで、取り付けネジの根元側の当たり面積がとても少なく、Oリングやパッキン、果ては配管用シールテープも試してみましたが、どうも今一つでした。  
ド素人の筆者も後で判ったのですが、正式には油圧計ネジの先側で銅ワッシャーにてシールする為の 「ネジアダプター」 が必要でした。  
しかし 「ネジアダプター」 はどれも真鍮製で、延長鉄パイプに直接溶接できません!
更に 「ネジアダプター」 と鉄ジョイント両方使うと油圧計の取り付けが横にダラダラ長くなりカッコ悪そう?で、結局 “格好第一” に鉄ジョイントのみ少し短くして使う様にしました。

   
あとは鉄ナットや鉄ジョイント、延長パイプを 「ジャッキふた」 に溶接してもらいます。

「ジャッキふた」       延長パイプを上に被せられる
             様に 「ジャッキふた」 の六角を
             丸く削っています。

 懸案の油圧計取り付けは、結局 秘策(笑)のゴム系接着剤(セメダインスーパーX)をネジ溝部にシールテープ代わりに塗布する作戦で、接着剤単独にて乾燥後 LDSオイルに負けるか?数日間浸しテストした所、全く問題無かったので、この方式でセットする事にしました。
これだと取り付けた状態では、しっかりと固定/密閉でき、ゴム系なので後で取り外す事も可能です。
 
溶接が出来上がった 「延長アダプター」 をジャッキ本体に被せれば一応出来上がります。  
早速仮組みして動作テストを行うと、「ジャッキふた」 への溶接箇所の2番(境目)より 少しLDS漏れが発生!(汗、、)  
元々の 「ジャッキふた」 は鋳鉄と云う事で溶接が難しいらしく、もう一度 「延長アダプター」 を持ち込んで補修溶接を依頼!  
終了後、再度動作テストを行うも、以前よりマシな様だが やはり LDS漏れあり。 
やはり鋳鉄への溶接は、通説通り困難の様相を呈してきました。(滝汗)  

仕方が無いので再び作戦変更し、元々の鋳鉄 「ジャッキふた」 部分を諦め、上記と同じく、リーズナブルに入手できる大きな ”鉄ナット” m30 p1.5 を 「ジャッキふた」 の代替とする為に入手、それに合わせて切削加工して貰いました。 勿論元々の鋳鉄 「ジャッキふた」 部分は切り離しています。     

別途依頼の溶接が完了した 「延長アダプター」 。

最終溶接が終了。下側が    球に合わせてシルバー     上面の溶接焼けはチタンマフラー
別途作成の 「新ジャッキふた」  塗装した延長アダプター。    風に残しています(笑)
部分、6角がナットの名残り。  

鉄工所依頼用エクセルの図面。僭越ですが 万が一ご用の時は準備させていただきます。   



     
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*BBBBB  

完成した 「スフェアテスター」、 下半分は銀塗装したボトルジャッキそのもので、ラベルも それらしく残しています。

後側のビニールパイプは2重  スフェア実装中。         スプレー缶キャップのフタをかぶり
外筒オイル室のエアー通し。  作動油は手持ちのLDS を使用。 100均の台所トレーにキッチンと
油圧計の角度は人間工学に  こうして見るとIFHS銀球は全然  収まりました。(笑)     
基づいて45度に!(USO)。  シルバーぢゃあ無く黒っぽい
ジャッキのリリースバルブ     グレィ 程度ですネ。   
は4mmネジのレバー?を追加
して微妙な操作を可能な様に。
ベースは素人っぽく板切れで。  

今まで銀球測定は依頼のみで今回自身初めての圧測定作業ですが、実際に計測してみると・・・
最初は手持ちの 30k程のスフェアでテスト。 ポンピングで今度は漏れも無くスムーズに圧力ゲージ指針は上がって行き、ある所より上昇が止まります。 
更にポンピングすると、ぐっと重くなって少しづつ上がりますが、どうもこの一旦停止の値がスフェアの内圧に相当するのでは?と思われます。  
手持ち球を次々に計測、75k もOKでした。 結局、今度は油もれや破裂/飛散等無く、何とか成功の様です。
 
これで思う存分スフェアー圧計測が出来るゾー!  (*はっ、それが何か・・・?)
CCQでご希望の方は自由にお使い下さい。お手伝い致します。(*鼻笑)  

現在 C5-3 は、68,000km程ですが、昨年2月頃 59,000km時、リヤの動きが何かオカシイので、chiracさんに教えていただいた野間大池の “大波試験道路” でテストした所、やはり不自然にピョコンピョコンと動く事象でした。 それは結果的にリヤ足球交換で復旧したのですが、今回の計測で その時取り外した手許の純正リヤ足球の片方は40k→38kでしたが、もう一方がパンクしていて、これが原因と判明しました。
恐らく不調で取り替えた時は半分程度?に減少していて、その後一年程放置していたので、その間ですっかり抜けたのぢゃあないかと思われます。  

*スフェアのプラダ膜単独形状はスフェア球の中央(赤道)辺りに来るカタチの様で、車装着1Gノーマル車高で赤道近辺になり最もライフ条件が良いと思われますが、膜が弱って圧が下がった球を取り外すと南極位置まで押し拡げられ、ミクロな傷口が広がって長期放置中にスッカラカンになるのでは?と思われます。  

又、何故かADD球よりも足球の消耗現象が早め?の傾向も有るようで、ADD球は設定圧が高く作動容積も大きめで、同じ様に圧が減少しても未だ余裕が有るから!なのかも知れませんが詳細は不明です。(?)   

因みに同じ頃入替えた、手許の純正フロント足球は50k→46kに、同じく純正リヤADD球は44k→42kに減少していました。
純正銀球も 60,000km前後で4k前後減少の様で、距離/期間経過で内圧が少しづつ確実に下がっているのを改めて認識。  

純正銀球も今回の様にバラツキは有るようで、恐らく途轍もなく寿命が長い訳では無い様ですが、それでも緑球の3倍以上、3星対策緑球の2倍程度運用出来そうです。
メーカー基準では30%減まで使用可能らしく、其れだと 50k球は 35kまで走行でき、220,000km位まで近付いて行けそうですが、物理的にも通常走行可能な限界付近と思われ、恐らく 「何の為のハイドロか?」 状態かも知れず、そこそこ快適許容範疇で走れるのは、半分の110,000km程度かな?と、後付けでの結論です。(笑)  

但し、上記純正銀球以外の IFHS・その他社外球ではハッキリとは不明ですが、プラダ膜の シングル or マルチが存在する?様で、実際に距離/期間経過で結果的に判明すると思われ、IFHS製がマルチである事を願いたい所です。(?)  

推測の域を出ませんが、シングルは乗り心地が繊細でローコスト/ショートライフ、マルチがロングライフに長けている純正系なのかも知れません?(USOかも?)
これらの情報をお持ちの方は、宜しければご教示いただけたら有難いのですが。  

以上、アホさ極まる 無駄な奮闘の 「なんちゃってスフェアテスター」 DIY作成編でした。


言い訳の項・・・決してヤル気自慢 修理自慢等の類いでは無く、自分にとって灰〇〇も終盤に近付きつつ有るとの認識から最後の やりたい放題なのかも・・・!ハイドロアウトロー。(笑)

—(筆者:注)—
7/11 “CCQお茶会ご報告” にIFHSスフェアの件が出ていまして、IFHS球寿命の結論も出た様子でした。(残念)
更にCCQのSさんの情報に依りますと、「IFHSスフェアはメーカーの主張では 1年で17%ガスが漏れ大体3年が寿命の様で、純正品の三層ダイアフラムのロングライフ仕様とは違い単層で材質も違う」 そうです。・・・情報有難うございました。

         

スフェアテスター」への4件のフィードバック

  1. duca900C5さんの知識と行動力に脱帽 !
    理屈・製作の部分は理解できなくてスルーしましたが、要はスフェアの圧力測定装置を自作されたのですね!
    いつか僕のスフェアもお願いしますね。

    • kunnyさん
      今回はアホな駄文長文の為、ワープ経路を設けさせて頂きました。(笑)
      いつか機会が揃ったら kunnyさんのスフェアを測定しましょうネ。

      大分前に有志の方々と散々リチャージ等やりまくってた Xanの時以来です。(笑)

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