快楽主義

C6が戻ってきました。
思いのほか長い入院となり、セルモーターのトラブル発生からすると、実に50日を数えました。

退院帰宅の翌日、ひとっ風呂あびたところ。

セルモーターはパーツが届いて数日で交換作業が終わったものの、今回はもう一つの作業を兼ねており、そちらに時間の大半を費やしました。
10月中旬のこと、なにげなく天井に目をやると、助手席の天井の一部がふわんと下に垂れているのを発見!
天井のクロスが落ちてくるというのは自分で経験するのは初めてで、見つけたときはかなりショックでしたが、車齢から考えればやむを得ぬことかもしれません。

まだ重症というほどではなかったけれど、気がついた以上は目にするのもイヤだし、ついでに張替えまでお願いしました。
セルモーター交換後、メカニック氏がお知り合いの自動車内装屋に回してくれたのですが、一週間ほどがたったころ困った連絡を受けました。
通常の車は天井のクロスを貼り付けているパネル(のようなもの)がカポッと外れるところ、C6はそれがしっかりと接着剤でルーフに固定されており、それがどうしても外せないので、その業者は「うちではできません」となり、どうしましょうね…というもの。

他に内装屋のあてもないとのことで、以前ネットで調べてハンドル(シトロエンではない)の革の巻き替えを依頼したことのある内装屋が思い浮かびました。
カスタムカーの内装を手がけるなど、やや普通とは違う作業をやっているところで一縷の望みを託す気持ちでした。

その連絡先を伝えるとメカニック氏がわざわざ車を見せに行ってくれて、その結果「やってみましょう」ということになり、先方の都合で翌週からの入庫ということになりました。
週が明け、入庫はしたものの一向に音沙汰がなく、どうなることやら大いに気を揉みましたが、約2週間をかけてついに出来上ったとの連絡を受けました。

こんな感じです。サンバイザーとはもともと色が違います。
ガレージの柱に貼ったダブルシェブロンがいかにもアホな感じ(と自分で思いました)。

どんな方法で作業が進められたのかはわかりませんが、そこは知らぬが仏なのかもしれません。
思わぬ副産物は、オリジナルのクロスより明らかに厚みのあるバックスキン風のもので仕上げられ、さらに中にはスポンジが挟み込まれているのか、触るとかすかな弾力があり、以前よりも上品でリッチな感じに仕上がったのは良かったかな…と思いました。


こうして、ひさびさに接したC6でしたが、これがもう予想以上にエロい乗り物で、いまさらのようにシトロエンには驚かされます。
ドアを開けシートに腰を下ろした瞬間、アクセルをそっと踏んで動きだす瞬間、わずかな段差を乗り越えた瞬間、そのいちいちが官能的な誘惑のようで、しかも媚びるところはまったくゼロ。
これだから身も心も絡め取られてしまうのだと思います。

シトロエンにハマることを、ハイドロにかけて「灰泥沼」などと言いますが、実際はそんな泥まみれのガタリンピックみたいなものではなく、もっと妖しく肉感的な快楽のような気がします。

お茶会に向かう途中、コンビニ駐車場で。

快楽主義」への2件のフィードバック

  1. C6 作業完了、慶賀の至りですね~。
    完成した天井内張りを拝見させて頂きましたが、上品でしっとりとした感触のとても良い感じでした。
    セルモーターも若返ったし、これで又 C6 は一段と輝き続ける事でしょうネ。

  2. 今後、シトロエンの天井張り替え困難車がでても、ショップをお知らせできるようになりました。
    料金も非常にリーズナブルでした。

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