ホイール考

クルマに関して、昔から私は「オリジナルがもつ完成度」が好きなので、ホイールも当然その一部という考えでした。
そのため、むやみにホイールを交換するということはしない主義でした。
オリジナルのホイールの意匠を含めたものこそ、その車のデザインとして最も美しい姿だと思うし、わけても純正以外のホールに交換した車の大半は、私の目にはどこか不愉快なものにしか映りませんでした。

いっぽう、古くからのシトロエニストの中には、タイヤ幅をベーシックモデルにある最も細いものに交換する、あるいは最近ではホイールが大型化する傾向もあってか、ホイールそのものを交換してインチダウンするなどして、よりシトロエンらしい乗り心地を追求される方もめずらしくありません。

私より少し後にC6を購入されたK氏も、納車早々、純正17インチホイールを購入してタイヤもより細いものへと履き替えられました。
ちなみに日本仕様の純正は245/45R18という、昔だったらスーパーカーでもあり得ないほどの極太扁平タイヤで、たしかにこんなサイズでほんとに大丈夫だろうかと不安を覚えることも事実。
これをK氏は、225/55R17へと変更され、乗せていただくと「浮いている感」は私のC6よりも明らかに一枚上手で、その効果にはなるほどなあと感心させられました。

さらにK氏は冬用タイヤとして、さらに汎用タイプのホイールまで購入され、それにスタッドレスを履かれていました。
そのホイールはBOLBETという製品で純正ではないけれど、存外C6の雰囲気にも合っていて、こういうものを見せられるとオリジナルにしがみつくばかりが能ではないと思うようになり、さっそくネットで調べてみました。

その中でC6のデザインを損なわないようなホイールとして阿部商会が輸入する MAX ANTIBES というのを発見。

センターキャップも純正に交換可とあり、柄にもなくふ~んと思ってちょっと考えてしまいました。
でも、ホイールが新品4本で8万円強、タイヤをオートウェイで安く調達したとしても、トータルで最低12万ぐらいにはなりそうです。

果たしてそこまでする価値があるのか…だったら足回りの消耗品の交換などをするほうが先では…もしホイール+タイヤを変えたら純正はどこで保管するのか等々、考えだしたらぐるぐるまわって結論が出ません。

そもそも付けてみて似合わなかったらどうしよう、もし乗り心地の改善が思ったほどじゃなかったらどうしよう、などと不安も尽きません。
ま、そんなに悩むぐらいなら、タダじゃあるまいし、やめときゃいいんですけどね。